キャンパス散策 - JASSO ·...
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キャンパス散策
(文化女子大学文化女子大学短期大学部)
文化女子大学は、1923年(大 正12年)に 創立された文化学園を基盤に、
文化女子短期大学(現 文化女子大学短期大学部)と して1950年 にスター
ト。半世紀を超える歴史と伝統をもとに、服装学 ・生活造形学のパイオニ
アとして独自の教育理念を培ってきました。
1987年 に短大部国際文化学科、1991年 に文学部国際文化学科 ・英語英文学科を設置し
たほか、2000年 には文学部に健康心理学科を新設。着実にそのフィール ドを広げています。
さらにこの年、家政学部は服装学部 と造形学部の2学 部とな りました。いま、私たちは、
服装学部と造形学部、短大部の服装学科と生活造形学科によって日本の服装学 ・造形学 ・
住環境学分野の研究、発展をリー ドし、現代文化学部によって社会のグローバ リゼーショ
ンに対応、世界で活躍できる人材を育成 しています。
文化学園全体では、大学院 ・短大部専攻科 ・室蘭短期大学 ・附属高等学校 ・附属中学
校 ・附属幼稚園などの設置により、総合教育機関としての理想的な教育体制を確立してい
ます。新しい時代に向けて、社会から本学に寄せ られる期待はますます大 きくなっていま
す。今後 も 「文化女子大学」「文化女子大学短期大学部」独 自の教育 ・研究システムを最
大限に発揮して、未来へと大きく歩みを進めていきます。
新都心キャンパス
文化 ・ファッションの情報発信基
地、新宿の超高層ビル群に位置する新
都心キャンパスでは、服装学部、造形
学部、短期大学部の学生が学んでいま
す。最新の施設や設備を備えた高層校
舎を中心に、キャンパスのリニューア
ルが完成。さまざまな刺激にあふれた
環境のなかで、感性や創造性を豊かに
育み、私たちが真に求める 「用と美」
を考え、「新 しい美」を創造 していき
ます。
小平キャンパス
現代文化学部の学生が学ぶ小平キャンパスは、
武蔵野の豊かな緑に囲まれた理想的な環境にあ
ります。コンピュータ実習室やLL教 室などの
施設はもちろん、英国庭園風の広場や多 目的ホール、テニスコー トなど、ゆとりのための設備
も充実 した環境のもと、高度情報化 と国際化 と
いう時代の流れに即した教育を展開。また、キ
ャンパス内には個室形式の学生寮があり、万全
なセキュリテ イを整備。新都心キャンパスまで
約50分 という通学にも便利な環境です。
「文化 祭 」(2003年 度GP採 択)
毎年11月2~4日 に 新宿 ・新 都 心 キ ャ ンパ ス を 開放 して 開催 され 、学 生 が 企画 ・運 営 す
る フ ァ ッシ ョン シ ョー 、手 作 り作 品 のバ ザ ー 、 大学 グ リ ル、教 科 展 示 な どの イベ ン トを通
じて 本学 の特 色 あ る専 門教 育 の 内 容 、成 果 を発 表す る場 と な って い ます 。 教職 員 と学 生 が
一 体 とな る だ け で は なく、大 学 と地 域 ・社 会 、 学 部 と短 大 部 、 学 生 とOG、 さ らに 教 育 と
イベ ン トとい っ た多 様 な コ ラボ レー シ ョン に よっ て盛 り上 が りを見 せ ます 。2003年 に は、
これ らが 、特 色 あ る教 育 内 容 を活 か し活 力 あ る大 学 を創 る実 践 的 な取組 み と して評 価 され 、
本 学 の学 園 祭 「文 化 祭」 が 、「文化 祭 は “Collaboration&Creation” の場 」と して、 教 育 改
革 を推 進 す る 大学 をサ ポー トす る 文 部科 学 省 の 事 業 「GP(特 色 あ る大 学教 育 支 援 プ ロ グ
ラ ム)」 に採 択 され ま した 。 今 後 も半 世 紀 以上 の歴 史 を綴 る イ ベ ン トを一人 で も多 くの 方
に ご来場 いた だ け る よ う、発 展 させ てい きたい と考 えて お ります 。
玄関モニュメント
文化祭を象徴する 「玄関モニ
ュメント」は学生有志と造形系
教員の協同制作で、約1か 月か
けて完成されます。
企 画集団FUSEフ ァッションシ ョー
企 画 ・縫 製 か らモ デ ル まで す べ て学 生 が 担 当 して い
ます。 また 、 オー プ ンキ ャ ンパ スで も披 露 して い ます。
「教 科 展示 」 は、本 学 の 教 育 内容 を.洞 に 公 開す る場 。
約50室 を使 用 し、 専 門 領 域 に添 った プ レゼ ンテ ー シ ョ
ンが行 われ ます 。
「大 学 グ リ ル」 は、 一 般 教 室 を、 学 生 の ア イデ アで 毎
年 多 彩 に 変 身 させ ま す 。 教 員 の 指 導 の も と で デ ザ イ
ン ・試 作 ・実 物 制 作 に 約1か 月 か け て 完 成 させ ます 。
調 理 は調 理 実 習指 導 教 員 と受 講 学 生が 担 当 します。
大 学 の卒 業 生 は、1950年 の創 設 以 来、 約5万 人 を超
え て い ます 。 「ホ ー ム
カ ミ ング デ ー」 で は 、
大 学 との連携 を保 って
い た だ くべ く大学 にお
招 き し た 卒 業 後20年
の 卒 業生 た ちが、 旧交
を温 め てい ます 。
教科展示
大学グリル
ホ ーム カ ミ ン グデ ー
文化 学 園 フ ァ ッシ ョ ン リソ ースセ ンタ ー
フ ァ ッシ ョン リソー スセ ン ター は、 多 数 の布 地 サ ンプ ル を系 統 的 に 整理 ・保 有 す る 「テ
キ ス タイ ル資 料 室 」、 パ リ コ レク シ ョン な ど フ ァ ッ シ ョ ンを 中心 と した 映像 資料 を保 有 す
る 「映 像 資 料 室」、70余 年 に わ た りフ ァ ッシ ョ ン服 飾 関 連 の 実 物 資 料 を 蓄積 して きた 「コ
スチ ュー ム資 料 室 」 で構 成。 本 学 の 学 生 や教 職 員へ の情 報 提 供 は も とよ り、 日本 の フ ァ ッ
シ ョ ン教 育 ・産 業.界に も情 報 公 開、 交流 を促 し、 世界 の フ ァ ッシ ョン情 報 セ ン ター と して
機 能 す る こ とをめ ざ して お ります 。
テキスタイル資料館
テキスタイルに関する資料 と情報を多面的に提供
し、8,000点 を超える基本的な素材から最新 トレンド
素材 まで、デザイン発想を豊かにする布地を収集 ・
展示 しています。実物資料を取 り出すことができる
コンピュータによるテキスタイル検索 もできます。
映像資料室
さま ざ まな 映 像 資 料 をDVD、 ビデ オ 、パ ソ コ ン等
を利 用 して視 聴 す る た め の 施 設 で す 。 特 に フ ァ ッシ
ョンに係 わ る 資料 が 充 実 して い ます 。 コ レ ク シ ョン
約95,000点 の 画像 デ ー タ をパ ソ コ ンで検 索 して プ リ
ン トア ウ トす る こ と もで きます。
コス チ ュー ム資料 室
本 学 の フ ァ ッ シ ョ ンシ ョー や著 名 デザ イ ナー の 作
品 、 企業 の製 品 な ど多 種 多 様 な約50,000点 を収 蔵 し
て い ます 。 カ リキ ュ ラ ム に合 わせ て 各 ク ラ ス に貸 し
出 され 、 デ ザ イ ン、素 材 、 作 図、 縫 製 、 着 装 な どの
授 業 用 参 考 資料 と して、 学 習 効 果 を高 め るの に 役 立
っ てい ます。
文化学園服飾博物館
服飾に関する教育 ・研究の一助にと開設された博物館には、日本はもとより世界各地にわたる服飾資料を所蔵 し、テーマを設けて年4回 の展示替えや講演会を行っています。秋
の特別展には多 くの優品が展示されます。
特集 ・障害学生支援
*巻 頭* 長 浜 バ イ オ 大学
~特色ある大学 を目指 して~ 下西 康嗣 2
論 文
滋賀医科大学における高度難聴学生への就学支援の取組
峠 田 和 史松 浦 博
7
「ともに学ぶキャンパス作り」の段階を迎えた
障害学生支援旭 洋 一 郎 12
LD、ADHD、 高機能自閉症の児童生徒及び
学生の支援の現状 と高等教育機関における課題佐 藤 克敏 17
広島大学からの提言 「高等教育のユニバーサル
デザイン化」と実現のための取組吉 原 正 治 21
人材育成 とい う観点からの提言 木 舩 憲幸 27
障害学生支援の視点と課題 大泉溥 濾 33
聴覚 ・視覚障害者支援に対する今後の課題と夢 小林庸浩 38
事例紹介
愛媛大学における障害学生支援の現状と課題 花 熊 曉 44
視覚障害学生支援について~その取組と現状~
三井 淳藏辻 邦彦
49
全国障害学生支援 センター活動紹介.殿岡 翼
53
高 等 教 育 に お け る障 害 者 支 援
~米 国 ・英国 ・EUの 動 き~広瀬 洋子 57
機構だより 63
地 域 ニ ュ ー ス 64
=キャンパス散策=(文 化女子大学 ・文化女子大学短期大学部)
(表紙写真提供 文化女子大学 ・文化女子大学短期大学部)